大好きなバンガードを調べていきます。
今回はセクターと配当株関連ETFについて調べていきます
バンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)
アメリカの電気通信サービスセクターのインデックスです。
保有上位10銘柄
1 | Alphabet Inc. |
2 | Facebook Inc. |
3 | Verizon Communications Inc. |
4 | Walt Disney Co. |
5 | Comcast Corp. |
6 | AT&T Inc. |
7 | Netflix Inc. |
8 | Charter Communications Inc. |
9 | T-Mobile US Inc. |
10 | Activision Blizzard Inc. |
通信と聞いて、A&TやVerizonを最初にイメージしましたが、Alphabet(google)やFacebookは通信サービスに含まれるんですね。情報技術セクターに含まれるのかと思いました。
また、映画や出版、放送業界も含まれていました。
5Gが出たりとまだまだ技術が進歩していくと考えるとまだまだ伸び盛りな予感がします。
が、ぼくが買うことはないです。
経費率 0.10 %
バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETF(VCR)
米国の一般消費財・サービスセクターのインデックスです。
一般消費財とは日用品のことを指します。
保有上位10銘柄
1 | Amazon.com Inc. |
2 | Home Depot Inc. |
3 | McDonald’s Corp. |
4 | NIKE Inc. |
5 | Starbucks Corp. |
6 | Lowe’s Cos. Inc. |
7 | Booking Holdings Inc. |
8 | TJX Cos. Inc. |
9 | General Motors Co. |
10 | Target Corp |
アマゾンやNike、スタバ、と日本でも馴染みのある会社が並んでいますね。
さらに詳細を調べていくとわかるのですが、アマゾンの構成比率が24%とかなり高くなってます。
アマゾンに運命を託しているようなインデックスですね。
無論、ぼくが買うことはないです。
余談ですが、ぼくのイメージだとAWSのアマゾンなので情報技術セクターなのかなと思ってしまいましたが、日用品ですよね。普通に考えて。
経費率 0.10 %
バンガード・米国生活必需品セクターETF(VDC)
アメリカの生活必需品セクターのインデックスです。
保有上位10銘柄
1 | Procter & Gamble Co. |
2 | Coca-Cola Co. |
3 | PepsiCo Inc. |
4 | Walmart Inc. |
5 | Philip Morris International Inc. |
6 | Altria Group Inc. |
7 | Costco Wholesale Corp. |
8 | Mondelez International Inc. |
9 | Colgate-Palmolive Co. |
10 | Walgreens Boots Alliance Inc. |
どれも歴史が古い大企業で安定してる会社が多い印象です。
成熟しており、成長はあまり期待できませんが、高配当戦略をとる人にはおなじみといった顔ぶれです。
生活必需品なので好景気も不景気の影響も受けづらい銘柄になります。
今の所買う予定はありませんが、リスクを好まないぼくとしてはアリな銘柄です。
経費率 0.10 %
バンガード・米国エネルギー・セクターETF(VDE)
アメリカのエネルギー・セクターのインデックスです。
エネルギーとは原油とガスのことを指します。(ほぼ原油)
※石炭は素材セクター、発電は公益セクターに属するとのことです。
業績のほとんどの部分が原油の価格に依存します。
原油の価格が上がれば、業績が上がり、下がれば業績も下がることになります。
このセクターに詳しくなるにはコモディティについて詳しくなる必要がありそうです。
ぼくが手を出すことはなそうです。
経費率 0.10 %
バンガード・米国金融セクターETF(VFH)
米国の金融セクターのインデックスです。
金融とは、銀行、不動産・消費者金融、証券会社などから構成されます。
保有上位10銘柄
1 | JPMorgan Chase & Co. |
2 | Berkshire Hathaway Inc. |
3 | Bank of America Corp. |
4 | Wells Fargo & Co. |
5 | Citigroup Inc. |
6 | American Express Co. |
7 | US Bancorp |
8 | Chubb Ltd. |
9 | Goldman Sachs Group Inc. |
10 | CME Group Inc |
有名な銀行や証券会社が連ねていますね。
景気が良い時はより金利が高くなり企業の投資も増えますのでよりリターンが期待できそうです。
その反面不景気になると途端に弱くなりそうです。
ちょっと僕には向いてなさそうですね。
経費率 0.10 %
バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)
アメリカのヘルスケアセクターのインデックスです。
ヘルスケアとは、医療品、製薬、健康食品会社を指します。
保有上位10銘柄
1 | Johnson & Johnson |
2 | Pfizer Inc. |
3 | UnitedHealth Group Inc. |
4 | Merck & Co. Inc. |
5 | Abbott Laboratories |
6 | Medtronic plc |
7 | AbbVie Inc. |
8 | Amgen Inc. |
9 | Eli Lilly & Co. |
10 | Thermo Fisher Scientific Inc. |
ずっと右肩上がりで伸びていることと、寿命が年々伸びているということを考えると、今後もずっと伸び続ける分野なのかなと思います。
製薬会社1社で考えると訴訟で暴落することがあるわけですが、これは分散が効いてますので、かなり良いETFなのかなと思います。
現状買う予定はありませんが候補に入れる価値はあると思います。
経費率 0.10 %
バンガード・米国資本財・サービス・セクターETF(VIS)
アメリカの資本財・サービス・セクターのインデックスです。
資本財の製造・販売、商業サービス・商 業用品の提供または運輸サービスの提供のいずれかを事業の中心に据えてい ます。
https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VIS_JP.pdf
資本財とは工場で使用される設備や原料を指します。
それらの販売や運輸に関わるセクターとなります。
保有上位10銘柄
1 | Boeing Co. |
2 | Union Pacific Corp. |
3 | 3M Co. |
4 | Honeywell International Inc. |
5 | United Technologies Corp. |
6 | General Electric Co. |
7 | Caterpillar Inc. |
8 | United Parcel Service Inc. |
9 | Lockheed Martin Corp. |
10 | CSX Corp. |
設備投資という部分を考えると、好景気の間は設備投資が積極的に行われるが、不景気になると急に控えます。
景気の影響をもろに受けるセクターと考えられます。
ぼくは買うことがなさそうです。
経費率 0.10 %
バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)
アメリカの情報技術セクターのインデックスです。
いわゆるIT企業です。
1 | Apple Inc. |
2 | Microsoft Corp. |
3 | Visa Inc. |
4 | Intel Corp. |
5 | Cisco Systems Inc. |
6 | Mastercard Inc. |
7 | Oracle Corp. |
8 | Adobe Inc. |
9 | International Business Machines Corp. |
10 | Broadcom Inc. |
ここ10年間、年間平均リターンが20%超えていまが、2019年からAlphabetとFacebookが抜けてます。(新設のコミュニケーションセクターに移動とのこと)
GAFAの法規制の話もありますし、ものすごい割高感ありますし、ちょっと買うのは気が引けます。
経費率 0.10 %
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)
米国の公益事業セクターの大型株、中型株、小型株のインデックスです。
保有上位10銘柄
1 | NextEra Energy Inc. |
2 | Duke Energy Corp. |
3 | Dominion Energy Inc. |
4 | Southern Co. |
5 | Exelon Corp. |
6 | American Electric Power Co. Inc. |
7 | Sempra Energy |
8 | Public Service Enterprise Group Inc. |
9 | Xcel Energy Inc. |
10 | Consolidated Edison Inc. |
不景気になると公共事業が盛んになり、逆に株価が上がります。
リスク分散として買うのはありだと思います。
経費率 0.10 %
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
アメリカの高配当株で構成されるインデックスです。
高配当とは、配当を出している会社の中で市場平均を上回る配当を指します。
保有上位10銘柄
1 | Johnson & Johnson |
2 | Exxon Mobil Corp. |
3 | JPMorgan Chase & Co. |
4 | Procter & Gamble Co. |
5 | Cisco Systems Inc. |
6 | Verizon Communications Inc. |
7 | Pfizer Inc. |
8 | Intel Corp. |
9 | Chevron Corp. |
10 | AT&T Inc. |
銘柄を見るとわかるのですが、配当を出す会社は既に成熟した感のある安定した巨大な企業が多いです。
キャピタルゲインは劣りますが、その分配当を得る戦略となります。
と行っても、緩やかではありますが右肩上がりで成長を続けています。
ぼくも毎月買っております。
経費率 0.06 %
バンガード・米国増配株式ETF(VIG)
10年以上連続して増配の実績を持つアメリカ株銘柄のインデックスとなっています。
保有上位10銘柄
1 | Procter & Gamble Co. |
2 | Visa Inc. |
3 | Microsoft Corp. |
4 | Johnson & Johnson |
5 | Walmart Inc. |
6 | Comcast Corp. |
7 | McDonald’s Corp. |
8 | Abbott Laboratories |
9 | Medtronic plc |
10 | Union Pacific Corp. |
増配当を続けている企業だけとのことですが、配当は1.8%と少なめです。
今後、増えていくと予想できますが、今の所VYMの2.98%が魅力的に見えます。
経費率 0.08 %
まとめ
今回調べた中でぼくの好みに合いそうなのは、米国生活必需品セクターETF(VDC)と米国増配株式ETF(VIG)。
今後購入の際に検討していきたいなと思います。
それではまた!