歯医者で虫歯治療ではセラミックの被せ物を選ぶと保険適用外なので5万円から10万円かかります。
高いからといって躊躇しがちですが、医療費控除の条件を満たせば一部費用が返ってくるかもしれません。
ぼく
今度、セラミック入れるんだ・・
医療費控除とは
一年間に支払った医療費のうち一定(*注1)の金額を超えた分を医療費控除として確定申告できます。
医療費控除の計算
所得金額 | |
200万以上 | [医療費] – [保険などの補てん金額] – [10万円] |
200万未満 | [医療費] – [保険などの補てん金額] – [所得金額 × 5%] |
家族分を合算できる。
自分だけだと年間医療費で10万を超えることはなかなか難しいですが、家族分も合算して申請できます。
医療控除の対象
No.1122 医療費控除の対象となる医療費|国税庁
基本的には治療目的なものは含まれます。
診療費、薬代、入院費はもちろん、病院に行くためのタクシー代も含まれます。
逆に、対象とならないものは、美容整形など治療目的でないものになります。
保険適用外のものが狙い目
虫歯治療で保険治療外のセラミックの被せ物など、5万円〜10万前後かかりますので、簡単に10万円超えやすくなります。
どのくらい返ってくるのか?
医療費で20万円かかった場合を想定します。
計算式は以下になります。
[医療費控除額] × [課税所得額に応じた税率] |
課税所得額 | 税率 | 戻る額 |
1,000~1,949,000円 | 5.00% | ¥5,000 |
1,950,000~3,299,000円 | 10.00% | ¥10,000 |
3,300,000~6,949,000円 | 20.00% | ¥20,000 |
6,950,000~8,999,000円 | 23.00% | ¥23,000 |
9,000,000~17,999,000円 | 33.00% | ¥33,000 |
18,000,000円~ | 40.00% | ¥40,000 |
※課税所得額は収入から各種控除を引いたものです。
※年収900万でだいたい600万ほどになります。
まとめ
- 治療であれば大抵控除の対象になる。
- 家族分を合算することで医療費控除対象にしやすくなる。
領収書を取っておいたり少々面倒が多いですが、取り戻せるものは取り戻しましょう。
ぼく
領収書は無くしちゃっても、
病院によっては年間の額をまとめて教えてもらえるぞ。