会社の人に、株のことはわからないので低リスクな株からやってみたいと言われたので、低リスクな投資手法の説明をしてみたいと思います。
結論
長期の米国インデックス投資これに尽きます。
低リスクな株の買い方
株 = キャンブル。
という考えを持っている人が日本では大半ですがこれは誤りです。
分散することでリスクが分散される
会社の株というのは1年で2倍になったり半分になったりすることは普通に起こります。
良い業績発表で10倍になる場合もありますし、不祥事で1/10もあります。
これはかなり運の要素が高いと言えます。
仮にA社の株を1億円分持っているとします。
A社の株が下がり半分になってしまい、5000万円の損ということになってしまいます。
A社にリスクが集中してる状態ということになります。
これが、もし、A社とB社に5000万円ずつ、トータル1億円投資してたとしたら、
A社とB社が同時に下がらない限り、2500万の含み損ですみます。
これをさらに10社に分けて1000万円ずつ投資したとしたとしたら、
500万の損ですみます。
分散して投資することで、損も利益も分散させることでリスクを減らすことが大事です。
インデックスは究極分散投資
究極の分散投資は全ての企業に投資することです。
が、最低買い付け金額や管理の問題から現実的には不可能です。
そこでインデックス投資というものが存在します。
インデックス投資とは
日経平均やN.Y.ダウ平均と言われる株価指数に投資します。
株価指数とは、N.Y.ダウ平均なら、ニューヨーク証券取引所に上場している企業の内、選ばれた30社の平均値となります。
インデックスひとつ買うだけで、30社に投資しているとの同じということになります。
個別株で225社に分散投資するのは大変ですが、インデックスなら1つ買うのは管理、手数料の面でも楽です
また、前提として、インデックスに登録されている企業は厳しい審査をクリアした優良な会社ですので利益を上げている会社が多いです。
そういう意味でも個別を自分で選ぶよりリスクが低いと言えます。
インデックスならどこでも良いのか?
国や業界によって強い特徴が出てきます。
先進国の多くではすでに成熟し切りあまり上昇が期待できません。
高齢化によりこれから下がることを見込まれています。
新興国は今まさに成長中であり、これからの上昇が見込まれます。
が、同時に国の情勢も安定しておらす、リスクもはらんでいます。
アメリカだけは別
世界1位のアメリカは先進国ですが、唯一ずっと成長し続けています。
先進国で唯一平均年齢が下がり、国が若返っています。
これはこれからもさらに成長が見込める込めるということになります。
事実、N.Y.ダウ平均はずっと右肩上がりです。
20年以上積立投資して売却した場合、どのタイミングで始めたとしても損したタイミングがなかったと言われています。
※もちろん今後はわかりません。
まとめ
もちろん長期米国インデックス投資は損する確率は極めて低いですが、すぐに設けられるものでもありませんし、20年でせいぜい2倍くらいにしか増えません。
ただし、個別株をやっている人8割が損をしていると言われているのを考えると、ほぼ確実に2倍はとてもすごいことなのではないかなと思います。
まずは、長期米国インデックス投資を始め。
十分な知識を得てから、範囲を絞ったETF、個別株に慣れていくのが良いのかなと思います。
それでは。