バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(以下VWO)は新興国インデックスファンドですが買うべきか考察します。
ちなみに僕は少額ですが現状買ってます。
vwo自体の説明はこちらから。
懸念:リターン的にはあまり旨味なし。10年の推移でみる。
チャートは10年前に100万円vwoに投資した場合の推移です。
比較用にこちらは全米株式のインデックスであるバンガード・トータル・ストック・インデックス(vti)の10年前に100万円した場合の推移です。
10年でみるとわざわざvwoを買う理由が見つかりませんでした・・
ボラが高いのでタイミングで見ればvtiを超えている瞬間はあるのですが、長くみると完全にvtiが勝っています。アメリカの強さが伺えます。
懸念:出る杭は叩く。アメリカが。
今まさに米中貿易戦争真っ最中で中国が叩かれまくってますが、歴史的にみてもアメリカは出る杭を叩きまくって自国一位をずっと保っています。日米貿易摩擦然り、
今後どうなるかわかりませんが、中国が占める割合の高いvwoをリスクが高いと思われます。
希望:伸び代はある
インド・アフリカ・東南アジアなど発展途上国というイメージがある人もいるかもしれませんが、それはもう随分前の話。
都市部はもう日本と変わらないくらい経済発展を遂げています。
日本の企業の進出も多くまだまだ発展の伸び代があると思われます。
GDP成長率もベトナム、フィリピン、インドネシアは5%を超えていてさらなる発展が見込めそうです。
懸念:先進国に吸い上げられる可能性
コカ・コーラが世界中で売っているように新興国にも先進国の企業が進出し牛耳っています。
新興国が経済発展すると自動的に結局先進国が儲かり、吸い上げられてしまうという構図になってますね・・
まとめ
今回、調べてみた感じですとあまり買う意味を感じられなくなってしまったのですが、投資信託で少額で試してみるのはアリかなと思っています。
結局、アメリカの強さを知る結果となってしまいました。。