お店で買い物をするときに、手持ちのお金がない時や、ネットで買い物をする時クレジットカードを使うととても便利ですよね。
利用者は手数料なしでお買い物できます。
でも不思議ですね。手数料なしなのになぜクレジット会社は儲かっているのでしょうか・・?
Visaの株価は右肩上がり。
visaの10年のチャートです。
アメリカの景気の良さを反映してずっと右肩上がりです。儲かってます。
儲けの仕組み
お店の手数料
利用者には手数料はかかりませんが、その分をお店が手数料を払っています。
手数料は業種によって異なりますが、だいたい1〜5%がお店側が負担する手数料になります。
そもそもお店が手数料を払ってまでカード会社と提携する理由は?
売り上げから1〜5%取られてしまうデメリットがあるのに、なぜ加入するのでしょうか。
それは実はメリットも大きいからです。
客単価が上がる。客数が増える
カードを使えるようにした方が客単価・客数が増えるます。
●カードでものを買うと値段に無頓着になりがちです。
本当に必要かわからなくても買ってしまうことありません?
●会社の会食費は会社カードで支払うことが多いです。
そもそもカードの使えない飲み屋には候補から外れます。
●海外旅行の際、あまり現金を持ち歩きたくありません。
両替するのもお金がかかりますし、危険性があります。
ジュースくらいのものは現金で買いますが、大抵の場合カードで購入します。
日本に来る海外旅行者も同じですね。
カード会社と提携してないだけで機会損失が多いのです。
現金管理が楽になる
お釣りの渡し忘れは無くなりますし、そもそもお釣りの用意も楽になります。
安全面においても大量に現金を店に置いておきたくないですよね?
このようにお店側にもメリットがたくさんあるのです。
分割払い・リボ払い
利用者に手数料がかからないと言いましたが、それは一括で払っている場合のみです。
分割で払っていると言ってもこれはローン(借り入れて)払っているとう状態です。
三井住友カード
分割払い
100,000円を24回払い(年率14.5%)で支払うシミュレーションをしてみたところ、総額115,525円になりました。
15,525円多く払うことになります。
株式投資をやっている方ならわかると思いますが、年率14.5%と言う数字がいかに高いかわかると思います。
カード会社にいかに取られているかがわかりますね。
リボ払い
分割払いよりずっとタチが悪のがリボ払いです。
リボ払いは払う回数ではなく、毎月払う額を決めて払い終わるまで繰り返されます。
毎月の額が少ないと元本はほぼ減らず半永久的に手数料を払い続けることになります。
良客と悪客
このことから、クレジットカード会社にとっての良客は出来るだけ長く手数料を多く払ってくれる客です。
逆に一括で払う客はあまり旨味がありませんね。
まとめ
カード破産問題などありますが、普通に使用している分にはカードは全く問題ありません。
メリットの方が大きいと思います。
必ず一括払いにする。これだけ守っていればです。
くれぐれもクレジット会社の良客にならないよう気をつけてくださいませ。
何か欲しい時はお金が溜まってから書いましょう。