テーマ投資、セクター投資って聞くけどどうなのかなと思って調べてみました。
テーマとセクターってなんか違うの?
テーマ?
「AI」とか「バイオ」とか「健康」とか分野を選び、それぞれ10社くらい代表的な会社に分散投資してくれるサービスです。
いくつかサービスがあって、SBIのテーマキラー!やfolioなどがそれに当たります。
セクター?
こっちはよくわからんので検索してみてみました。
セクターとは、主に株式相場や株式市場を分析する際、便宜上区分するグループのことです。
どうやら、証券取引所単位で便宜上決められた分類のことらしい。
東京証券取引所のセクター
例えば、 東京証券取引所だと33セクターに分けられている。
水産・農林業、鉱業、建設業、食料品、繊維製品、パルプ・紙、化学、医薬品、石油・石炭製品、ゴム製品、ガラス・土石製品、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、機械、電気機器、輸送用機器、精密機器、その他製品、電気・ガス業、陸運業、海運業、空運業、倉庫・運輸関連、情報・通信業、卸売業、小売業、銀行業、証券/商品先物取引業、保険業、その他金融業、不動産業、サービス
アメリカのセクター(S&P500)
アメリカは各社によってカテゴリが少しづつ違うらしいので、今回はS&P500のセクターをみてみます。
- 生活必需品
- ヘルスケア
- 公益事業
- 情報技術
- 資本財
- エネルギー
- 電気通信
- 一般消費財
- 金融
- 素材
- 不動産
S&P500がその名の通り500社のインデックスであるわけなので、
1セクターあたり50社ということのになります。
つまり、テーマ投資と比べてセクター投資の方がより分散されてるということになりますね。
買い方
テーマ
テーマキラー!(SBI)、folioなど各社サービスが存在します。
セクター
アメリカのセクターはバンガードからETFが出てていて、
例えば バンガード・米国生活必需品セクターETF(VDC) SBIでも取り扱っているので買うことができます。
特徴
テーマの特徴
テーマには例えば半導体・AI・5Gという広めの括りから、より狭い旬なスポット、ドローン・セルフレジ・キャッシュレス決済など細かい括りが存在します。
より早く成長分野を見つけそこに投資すれば何倍も跳ね上がる可能性がありますが、すでに十分に上がりきっている可能性も高いので急落する可能性もあります。
ITバブルがそうであったように理由もなくITというだけで上がっている可能性もあります。
最近AI会社のIPOが最高値を更新しましたが恐らくそれでしょう。
カモ待ちなんじゃないの?
本当に稼ぐ人は人に知られる前にもうすでに仕込み終わっていて、あとは広めてカモに売るだけという話もあります。
テーマになる前に直接買い付けているはずです。
テーマ投資として売られている段階でカモ待ちの状態なのかもしれません。
セクター特徴
セクターごとに特徴があるみたいです。
生活必需品セクター
その名の通り必需品であるため景気の影響をあまり受けません。
いつの時代であってもトイレットペーパーは誰でも買います。買い控えができません。
これは株価が安定していて安心な反面、大きな株価な上昇も見込めないということになります。
情報技術セクター
FANGのような超大型株が名を連ねています。
FANGは数年上がり続けていますが天井感もあります。
一社の急落が相場全体を動かしてしまうほどになっていて、それだけリスクが高いということにもなります。
公益事業セクター
不景気に強いという特徴があります。
不景気で失業者が増えると国は公共事業を始めるからです。
まとめ
長期投資基本でリスクを好まないぼくとしては、
・テーマは買わない。暴落、カモリスクあり。
・セクターは安定してるものは買っても良いかも。。
という結論になります。
それでは。