株価が半分になったら配当も半分になるの?ということを同僚に聞かれましたので答えていきたいと思います。
結論 株価と配当は連動してるわけではない。
配当は会社が1株あたりいくらというのを決めて配当しています。
それに対して、株価は市場の売買によって決まります。
ただし、株価が下がった時は業績が下がっている場合もあります。その場合は配当を減らす判断を会社がすることがあります。
完全に連動しているわけではありませんが関連性はあります。
配当利回りって?
例えば、株価が10,000円の時に配当が100円としますと、配当利回りは1%となります。
その後、株価が5000円になって配当が変わらず100円のままだとすると、配当利回りは2%となります。
実質、同じ配当でも結果的に配当利回りという数字で見ると配当利回りが上がっていると表現することができます。
配当利回りは高い方が良い?
同じ株価で配当が上がって配当利回りが上がるのは良いです。
ただし、株価下がって利回りが上がってしまうのは、株価が下がって含み損を抱え、トータル損をする可能性出るので本末転倒ですね。
逆に、割安な株を買って、その後株価が上がり配当が変わらない場合は結果的に配当利回り下がるわけですが、これは良いことということになりますね。
株価が上がって、配当も上がるが一番嬉しいわけですが。
配当は何のために出すのか
会社は株主に投資してもらって事業をして儲けを出します。
株主はその見返りに配当をもらいます。
配当をもらうことが株主にとっての目的になりますので、株主的には配当を出さない会社には投資する必要がないわけです。
会社は配当をせざる得ません。
株主優待は日本だけの文化
余談ですが、株主優待は日本では割と一般的な文化ですが、海外ではあまりないようです。
配当を出さない会社の株を買う理由は?
ベンチャー企業では配当を出さずに、より成長をさせるために事業や設備に投資を行う場合があります。
株主は配当が出なくても将来成長して株価が上がることを期待して投資しています。
なので配当がなくても株を手放さないということになります。
まとめ
株価が半分になったら配当も半分にはならない。なぜなら連動してるわけはないから。
ただし、関連はしてるので配当が減ることは十分にありえる。
でした。