三菱UFJ国際投信が出している、「eMAXISシリーズ」と「eMAXIS Slimeシリーズ」は何が違うのか調べました。
今回は比べやすように、「eMAXIS 全世界株式インデックス」と「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」を比べます。
以下、eMAXIS 全世界株式インデックスを無印。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)をスリム
と呼びます。
ちなみに、無印もスリム両方とも日本は含まれていません。
比較
無印 | スリム | |
指標 | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) |
設定日 | 2010/07/20 | 2018/03/19 |
純資産 | 8,362百万円 | 5,395百万円 |
指標 | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) |
信託報酬 | 0.6% | 0.15336% |
1年のリターン | +6.90% | +7.35% |
指標
指標は無印、スリム両方とも同じ、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)です。
設立日、純資産
無印の方が8年ほど早く設立してる分、純資産も多くなってます。
が、純資産の差は今回は関係ないと言えます。
信託報酬とリターン
無印0.6%に対して、スリムが0.15%程度と非常に安くなってます。
指標が同じなので、年リターンの差は信託報酬の差がそのまま出る形となってます。
違い
リスクは同じ。リターンだけ違う。
無印とスリムの違いは、同じ会社、同じリスクなのにも関わらず、リターンだけが違うという不思議な商品となってます。
では、なぜ信託報酬の差が起こるのでしょうか。
それは以下に尽きます。
買う場所が違う。
無印が全国の銀行や証券会社で買えるのに対し、Slimeはネット証券限定で買えます。
人件費がかかる銀行とかからないネット証券の差と言えるでしょう。
売る相手が違う
銀行で投資商品を買う人たちはネットで安く買えることを知りません。
行員の言った通りに投資商品を買ってしまいます。
高い手数料を支払って同じものを買う人なのです。
売る側からしたら高く手数料を取れる相手なので、手数料を高く設定しているということです。
まとめ
全世界株インデックス(日本除く)を買うなら、SBIでスリムを買っとけ。
でした。
番外編:eMAXIS全世界インデックス(日本除く)と「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」どっちがいいの?はまた機会があれば。
では。