基本的に株は安い時に買うことが重要なわけですが、不思議なもので株価が上がっている時ほど乗り遅れまいと急いで買いたくなります。
しかし、そこで買うと大抵の場合、高値掴みとなり損をしてしまうので落ち着いて行動する必要があります。
定期購入している場合はまた別ですが、スポット買いを行う場合は高値掴みはできるだけ避けたいことです。
相場が全体が上がっている時でも割安な株はある。
相場が全体的に上がっている場合でも当然ながら割安な株は存在します。
何もしないのは機会損失と考えられますし、ヤキモキしてしまうため、少しでもお得に買えるものはないかと割安な株を探してしまいますよね。
VTIやVOOなど平均化されたETFは高くなっているため買うのをためらってしまいますが、個別株なら買うチャンスはあります。
ちなみに、今ぼくが買うタイミングを伺っている株は、IBM、ジョンソンエンドジョンソンです。
IBM
決算があまり良くなかったため、アナリストが投資判断を引き下げている関係で直近では急落しています。
IBMが4日続落 アナリストが投資判断を引き下げ 1桁台半ばの成長持続は難しいと指摘=ダウ採用銘柄
https://m.finance.yahoo.co.jp/news/detail/20191021-04835634-klugfx-fx
配当利回りは4.89%と高く、高配当株をメインに買っているぼくとしては見逃せない水準になっています。
ジョンソンエンドジョンソン
度々訴訟問題や最近だとベビーパウダーにアスベスト混入の可能性からリコールされ、株価が急落しました。
決算が好調で少し前に急騰しましたが、元に戻ってしまいました。
J&J、ベビーパウダー3万本自主回収 発がん物質混入
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51176370Z11C19A0000000/
色々問題を抱えるジョンソンエンドジョンソンですが、業績を考えるとさほど心配しなくて良いように思えます。
また、配当利回りはさほど高くありませんが株価は長期で見ると右肩上がりを続けていますので、今の水準は買って良い水準であると思います。
ただし、お得に買うには株価だけが重要ではない。
前述した通り、相場が上がっている場面であってもお得な株を見つけることは可能です。
しかし、相場が良い時ほど、円安・ドル高に動いてしまうという問題があります。
つい2ヶ月までは¥104くらいでした。
それが今は¥108.64です。
2ヶ月前と比べて4.4%のドルが高くなっています。
現金をドルで保有してる方は別ですが、円で保有している場合は気をつける必要があります。
(多くのサラリーマン兼業投資家はそうですよね。)
たとえ割安な株価を見つけたとしても結局プラマイゼロになってしまいます。
まとめ
個別株で安いものを探しても、ドルが高くなっている可能性が高いので結局安く買えない。
という話でした。
現金は円に集中せず安い時にドルに変えておきたいですね。
また、下がったら買おうと思っていても、そのまま下がらず買えなくなってしまう可能性もあります。
あくまで定期購入してる前提で、暴落時のスポット買いが良いのかなと思います。
まぁ、我慢できずに買っちゃうんだけどね・・