エンジニア向け 仕事で精神的に追い詰められた時に読むと良い。

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数日前、仕事上の問題で精神的に追い詰められてしまいました。

ここ3ヶ月ほど技術的に難易度が高く、情報が少なく(ググっても情報が極めて少ない)、実際技術的に可能なのかどうかよくわからないような内容の開発を進めています。

初期に想定したスケジュールはだいぶ遅れてしまっています。

そして、一つの問題をクリアするたびに別の問題が見つかり、毎日のように「やっぱりオレ天才だわ。」「やばい・・一生作れないかも知れない・・」を繰り返す日常を過ごしております。

だいぶ精神的に乱高下を繰り返しているのですが、数日前に「もしかしたら、作り直しかも知れない・・どうしよう。」と言う状況に追い込まれました。

検証したい内容はいくつかあり、一個ずつ試すしかないのですが、不安が強すぎて作業もままならない状況になってしまいました。

食欲だけはほぼ落ちたことがなかったのですが食事も喉を通らず・・
体がふわふわした状態に・・
そして、謎の急激な眠気を感じ、放心状態に・・

なるほど、うつ病の人はこんな感じなのかな・・
でも、終わるまでは逃げられない・・な・・・と。

まぁ、二日後に無事問題は解決し、精神的にも通常状態に戻ったので、忘れないうちに、問題と解決方法をブログに書いておこうと思います。

問題

自分一人で抱え込んでいた。

前例のないような社内的にも(世の中的にも)開発案件でしたので、自分がどうにかしないと一生終わらない。と強く抱え込んでしまいました。

土日もスマホで検索しまくってなんとか解決策を見つけようとするも全然見つからず焦るばかり、土日だと言うのにずっと悶々とした状態でした。

大好きなはずのジムもどこか上の空でした。

問題を大きく捉えすぎていた。

今作っているものが出来上がらないと、プロジェクト全体が止まってしまう。(開発体制50人規模)どうしよう・・終わってしまう・・どうしよう・・

クビかも・・どうしよう。
40歳だし再就職できるのだろうか・・

混乱していた。

一個ずつ検証項目を出して落ち着いて一個ずつ試して行けばいずれ解決策が見つかるはずだったのですが、とにかく混乱していて焦ってばかりでした。

気がつくと一生終わらないかも・・・どうしよう。を繰り返し考えてました。

普段だったら落ち着いて対処していっていたと思うのですが、度重なる壁によって精神的に疲労が溜まっていたのだと思います。

解決編

話した。

とにかく不安で元気がないのが出てしまっていると思ったので、原因を嫁さんに話しました。

僕「ごめん。ちょっと仕事で難題にぶつかってずっと上の空かも知れない。元気がないかも知れないけど。嫁さんに対して何か怒ってるとかそう言うことではないから。」

嫁「大丈夫?。誰かに聞いてもわからないのかな・・?」

僕「あ、そうか。近いことを書いてるブログがあったから質問してみよう。」

この瞬間、なぜか異常に僕の心は軽くなりました。

混乱していた僕は人に聞けば良いと言うことも思いつかずひたすら検索しまくっていたのでした。

とりあえず、とあるブログの人にメールを出し、明日会社に行ったら知り合いに同じようなことをやった人がいないか聞いてみようと思い寝ました。

そして、会社にいって聞いてみたところ、近いようなことをやっている人がいたものの直接の問題解決には至りませんでしたが、関連情報を教えてもらえたり一緒に検証してくれたりと、いくつかの検証作業が減りました。

で、その数時間後、とあるブログの人から返信のメールが。

似たような問題にぶつかったことがあり、このように解決したと言う情報が。
この情報はほぼ自分の抱えている問題と同じで、これがきっかけで解決に至りました。

ちなみに、ネットでいくら検索しても出てこなかった情報でした。

問題の本質は混乱

落ち着いて問題に向き合えば、精神的に参ることもなく解決できたと思います。

混乱していたことで視野が狭くなり、答えも見えなくなり、ただただ不安になっていました。

問題を大きく捉えすぎるのも混乱が起因してました。

普通に考えてたら本当に技術的にダメなら別の方法に切り替えるだけです。よく考えたら別に今の方法である必要はありません。

また、プロジェクトが遅れるのはよく考えたら普通のことです。
常です。
むしろスケジュール通りに終わるプロジェクトなんて聞いたことありません。
(あ、本当は遅れない方が良いですよ。)

精神病むほどのことではなかったと思います。

D・カーネギーも言っていた。

自分が思っている最悪の事態は99%起こらない。
みんな99%起こらないことに対して気を病んでいる。

みたいなことをD・カーネギーも言っていました。

まさに、一生出来上がらない。と僕は本気で心配していました。

ちなみに、混乱中はカーネギーのことを100%忘れてました。

客観的に振り返ってみる。

異常に大事に捉えてしまっていましたが客観的に考えてみます。

プロジェクト全体が止まってしまう

  • そもそも大した仕事ではない
  • プロジェクト自体がなくなっても会社的には誤差なプロジェクト
  • 事業部で見ても大したことない
  • 極端な話、会社がなくなっても、日本経済に支障なし

もっと世の中には大変なシステム仕事はあります。
みずほのATMの置き換えとか、JRの発券システムとか。
人の生活に支障をきたしてしまうわけですから。

と思えば全然プレッシャーの少ない楽な仕事だな・・・
気に病む必要なしと思いました。

プロジェクトを通して成長したこと

このプロジェクトを通して成長したことを書いときます。

仕事では初めての言語を2つほど扱いました。
ライブラリ数は12個ほど。

自習であったら数年を要する量です。(一つずつの理解は浅いですが)
仕事のプレッシャーが三ヶ月で、高速な取捨選択が行われ、急速に吸収することが可能になりました。

よく考えたらすごい成長曲線だったなと思います。

まとめ

困ったら。

  • とりあえず落ち着く。
  • 誰かに言ってみる。

多分これで解決策が見えやすくなります。

シンプルですがこれが一番なのだなと思います。
ただ、混乱してる時は忘れてしまうのですが。

悩んだら、この記事とD・カーネギーの「道は開ける」を読みたいと思います。

ぼく
ぼく

20年エンジニアやってて分かってたつもりなんだけどねぇ。困ったらすぐ聞くとか・・。
混乱すると普段通りにならないんだなぁ。。

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