投資は怖いものなのか?

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同僚さん
同僚さん

老後のために、投資しないとなぁ・・とは思うんだけど、
投資ってなんか怖い・・

ぼく
ぼく

確かに投資は怖いものも多いけど、
怖くないやつもあるよ!!

一般に投資というとなぜか株やFXのデイトレーダーや不動産投資を思い浮かべがちです。(僕もそうでした。)

実際、素人がいきなりそのような投資に手を出して大損するというのはあるあるです。(僕も仮想通貨に手を出して大損中です。)

実は投資といっても色々な手法があり、リスクやリターンも様々です。

というわけで、今回は怖い投資と(比較的)安全な投資について説明していきます。

※100%安全な投資など存在しません。投資は自己責任で。

「怖い」の種類

投資が怖いのは主に以下3つです。

  • 価格の暴落により大損するのが怖い
  • 詐欺にあうのが怖い
  • 詐欺ではないが異常に手数料の高い投資商品をつかまされる。

大損に関しては、リスクが高いものには手を出さない。
で回避します。

詐欺に関しては、怪しい(オイシイ)話は聞かない。
で回避します。

「どれだけリスクがあるのか」、「どれだけ怪しい(オイシイ)話なのか」は勉強することで理解できるようになってきます。

逆に、これが理解できないうちは絶対に手を出してはいけません。
相手が誰であってもです。
社会的に信用のある大手銀行員であっても同じです。

代表的な怖い投資

FX、信用などレバレッジの効いた投資

レバレッジというのは、実際には10万円しかなかったとしても、それを証拠金として100万円借金して取引を行うということです。
うまくいけば儲けは10倍ですが、逆なら10倍の損失被ることもあります。

また、証拠金がなくなった時点で取引が終わってくれれば良いですが、場合によっては取引処理が間に合わず借金を抱えることになることもあります。

元金の10万円以上に損失を被る可能性あります。

仮想通貨

ビットコインに代表される仮想通貨ですが、とにかく価格の変動が激しいです。
何もなくても、1日で10%変動が当たり前です。

分散しない株式投資

いわゆる個別株です。
会社というのは何が起こるかわかりません。
収益によって上下しますし、不祥事も場合によっては致命傷になります。

例えば、絶対手堅いと思われた東京電力株ですが、3.11以降10分の1になってしまいました。その後数年で徐々に戻しつつありますが、まだ全然回復していません。

複数社に分散していればダメージはその分減りますが、集中していた場合致命傷になります。

不動産

不動産の怖いところは最初にかかる費用が莫大という部分と詐欺まがいが多いところです。

まず頭金で数百万が必要。ローンを組みます。
良い物件を自分探して買うことができれば良いですが、どうしようもない物件をつかまされた場合は莫大な損失を被ります。
株式と違って簡単には売れないことも痛いところです。

大儲けと大損は紙一重

大儲けできる可能性のある投資はいずれも大損する可能性があります。
大儲けと大損は紙一重ということです。

怖くない投資

怖い投資はリスクが高い投資であるので、怖くないはその逆になります。
リスクが低い投資 = 儲けが少ない投資ということですね。

国債

国債は国が発行している債権で、国が存続する限りその国が責任を持って返します。
リターンは国の信用度に反比例します。信用のある国ほど利率が低く、信用のない国ほど利率が高くなります。

例えば日本やスイスは極めて利率が低いです。これは信用度の現れですが、利率が低すぎるので投資する意味がありません。

そこで、利率も信用度も高い国債として、アメリカ国債がオススメです。

アメリカ国債は10年満期のもので、ここ最近年率2%〜3%で推移してます。
(ゼロクーポンのものがオススメです)

インデックス投資信託

個別株は分散させることで安全に資産を管理するわけですが、実際には手数料が発生しますので分散させるにも限界があります。ある程度まとまった資産がない限り難しいです。

そこで、インデックス投資信託があります。
インデックス投資信託とは指数(銘柄を複数組み合わせた平均値)に連動した価格になります。
例えば、日経平均やN.Y.ダウなどを聞いたことがあるのではないでしょうか。

日経平均:東証一部に上場する企業225社の平均値
N.Y.ダウ:S&P社が選出したアメリカを代表する30社の平均値

普通、何十社の株を買い集めるのはなかなかできませんが、こちらを一つを買うことで分散して投資したことになります。

インデックスの中で特にオススメしたいのが、アメリカ株式インデックスがオススメです。

なぜアメリカのインデックスを薦めるかというと、アメリカ株の平均は歴史上ずっと右肩上がりだからです。
一時的なマイナスはありますが、20年連続して見たとき、歴史上一度もマイナスになったタイミングがありません。

平均して7%くらいになっています。

儲けが少なくても時間をかけることで儲けが多くなる。

年利7%では全然増えないのでは・・?
と思うかもしれませんが、20年30年の年月をかけることで、利益を再投資することで、ゆきだるま式に資産が増えます。これを複利効果と呼びます。

毎月1万円づつ積み立てた時、預金なら20年では240万貯まることになりますが、これを投資で年利7%で運用すると400万になります。

1年あたりの利益が少なくても再投資し、長い年月をかけることで大きな利益を産むことができます。

iDecoや積立Nisaがオススメ

iDecoや積立Nisaを使うことによって、税金の優遇を受けることができますので、まずはこの枠を使うことをオススメします。

特にiDeCoは厳選された銘柄を揃えているので始めやすいと思います。

ちなみに、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)か、eMAXIS Slim米国株(S&P500)がぼくのオススメです。

※iDeCoで扱われている投資信託全て良い銘柄というわけではないので注意です。

実は何もしない(貯金)も怖い。

増えなくても構わない、絶対減らしたくない。と考える人もいると思います。(僕もそうでした。)
が、実は減ってます。

日本ではここ20年ほどモノの値段が変わっていることを認識しづらいですが、世界では年2-3%ほどインフレが進んでいます。
そして、日本でも2%を目標にインフレさせるようとしています。

年で2%ですが、20年30年で考えるとかなりインフレしているんじゃないかと思います。

まとめ

すぐに利益を出そうとすると、高いリスクを背負うことになり、大抵の人は損をします。

逆に、リスクが低いものに長期間投資することで大抵の場合利益を出すことができます。

欲張る人は詐欺にかかりやすいです。
知識をつけた上で、あくまで堅実に投資を始めていきましょう。

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